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アンロック版(いわゆるSIMフリー)iPhone 4Sは米国でも11月発売 – GSM版のみでCDMA版はなし

アンロック版(いわゆるSIMフリー)iPhone 4Sは米国でも11月発売 – GSM版のみでCDMA版はなし

ガジェット

新機種発表後の恒例としまして、アンロック版(いわゆるSIMフリー)iPhone 4Sの購入を検討するために資料を読みあさっておりましたが、米Apple.comのiPhone 4S用購入ページに以下のような表記を見つけました。

「アンロック版iPhoneは米国のAT&TのようなGSMネットワークのみで利用できます。海外に渡航する場合は、現地のGSMキャリアから入手したマイクロSIMカードを使用できます。アンロック版iPhone 4はVerizon WirelessやSprintのようなCDMAキャリアではご利用いただけません。」

更にその下のリンクをクリックしてアンロック版iPhone 4Sの詳細を見ますと:

「米国のAT&Tを始めとするお好きなGSMワイヤレスネットワークでアクティベイトしてからご利用いただけます。アンロック版iPhone 4もしくはiPhone 4Sは、Verizon WirelessやSprintのようなCDMAベースのキャリアではご利用いただけません。」

すなわち、同じ端末でGSMとCDMAとを使い分けるのは不可能と言う事です。

このiPhone 4Sの利用についてまとめればこういうことになります。

  • VerizonやSpirntのようなCDMAキャリア契約者はアンロック版iPhone 4Sを購入しても使用できない。
  • AT&T契約者はアンロック版iPhone 4Sを購入してもGSMキャリアでしか使えず、VerizonやSprintなどのCDMAキャリアでは使えない。
  • すなわち、アンロック版iPhone 4Sを購入してもAT&T、Verizon、Sprintの間では使い回しが出来ない。
  • VerizonやSprintなどのCDMAキャリアの契約者は、アンロック版iPhone 4Sが使えず、結論として海外キャリアとの契約で利用できずローミングに頼るしかない。

これを日本のキャリアに言い換えてみましょう。

  • CDMAキャリアであるKDDI契約者はアンロック版iPhone 4Sを購入しても使用できない。
  • DoCoMo契約者はアンロック版iPhone 4Sを購入しても同じGSMキャリアであるSoftbankでは使えても、CDMAキャリアであるKDDIでは使えない。
  • すなわち、アンロック版iPhone 4Sを購入してもDoCoMoとSoftbank間では使い回しが出来る。
  • CDMAキャリアであるKDDIの契約者は、アンロック版iPhone 4Sが使えず、結論として海外キャリアとの契約で利用できずローミングに頼るしかない。

結論としましては、アンロック版iPhone 4Sの発売を待とうとしていたAUユーザーの方はあきらめましょう。

これ以上はKDDI版の仕様について掘り下げていませんが、もしKDDI版のiPhone 4SがSoftbankのiPad 3Gのように「海外利用についてのみアンロック」という変則仕様を採用していれば話は別です。

今までiPhoneではそのような仕様の前例がないのでその可能性は低いでしょうね。

なお、アンロック版のiPhone 4Sは米国でも11月より販売が開始されるようです:

個人的には、このことが判明したことにより日本での契約回線をAUに乗り換えるという可能性は消え去りました。

海外渡航が多く、iPhone 4Sで現地のSIMを利用する事を検討されている場合は、GSMネットワークでの利用が前提になってしまうと言う事です。

私はあまりiPhone 4Sのハードウェアやキャリアの違いには詳しくありませんので、iPhone 4Sのハードウェアは1種類のみで両ネットワークで使えると思い期待しておりました。

果たしてこの制約は政治的な理由によるソフトウェア的な制限なのでしょうか、それとも、CDMAキャリアとの契約形態の問題のようなものが存在するのでしょうか?

詳しい方、是非教えてください。

追記:CDMAにはSIMが必要ないとあとから知りました。それでちょっとだけ納得がいった気がします。

 

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Written by 朝山 貴生

4 Comments
  1. ジェイルブレイク(脱獄)されれば、その制約もとけるのではないかと予想します。iphoneはもともと使える機能100%を出してません。たとえば正規版はワンセグも見れるのにわざわざ見れないように制約してます。本機は両バンドあるわけで、それが自由に選択できないだけ。正規では不可能な機能を、可能にするのがジェイルブレイク。

  2. ハードウェア的にどちらかのバンドしか選べないようになっているような気がします。アメリカ版のVerizon、Sprint版のiPhoneにはシムがありません。例外的にAuにはマイクロシムが付きますが仮に将来脱獄、アンロックが可能となりドコモやソフトバンクのシムでアクティベートした時点でCDMAが使えなくなる、そのような仕上げではないかと。
    そうなると脱獄以前のような気がするのですがどうでしょうか。ワンセグにしても確かにiHoleKeyという脱獄アプリがありますがあれは本来の意味でのワンセグではないのでは?

  3. Appleの説明文を読むと「シムフリーのiPhone4sは始めからGSMのみの仕上げ、そのようにも受け取れます。いずれにせよCDMAネットワークのアメリカでは最初からシムを使いませんし、日本のAUを除くと他にこのネットワークを使う国も少数。
    市場のニーズから考えるとシムフリーのGSMのみの仕上げは当然なような気がします。
    アップルが正式にコメントしていないのでスペキュレーションの域を出ませんが少なくとも脱獄によって使えるとは思えません。間違っていたらこの場を借りてお詫び申し上げます。

  4. 私も勉強不足だったようです。ハードウェアによるもの、というよりCDMAオペレーターの方式によるもののようです。Verizon、SprintのiPhoneにはシムがない、つまり端末個体の認識番号(IMEI?)に電話番号を配布する仕組みでGSM(含む3G)のようにシムカードさえあれば端末の使い回しが出来ない仕組みによるものではないかと。auのスマホの中にもシムカードのないものがありますよね。
    詳しい記述が以下のURLにありました。
    http://blog.backspace.jp/2011/10/iphone4s-and-cdma2000-network.html
    ご参考までに。

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