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宇宙会社ソエンドのソエンとドエンはSimon Oxley氏と大庭優治氏によるコラボレーションであるという架空のお話

宇宙会社ソエンドのソエンとドエンはSimon Oxley氏と大庭優治氏によるコラボレーションであるという架空のお話

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この度、弊社Overtex Groupでは、宇宙会社ソエンドとの技術並びに業務に関する提携を発表し、その第一弾サービスとしましてソーシャルメディアでの影響力を計測するサービス「Qrust」をローンチいたしました。

しかし、宇宙会社との提携という私たちの理解の域を超えた内容となりましたので、一般的に世間で通用すると思われます以下のような架空のお話を作り上げました。

興味のある方はお時間があるときに是非お読みください。

ソーシャル・エンドースメント事業の具現化へ

弊社Overtexでは、「企業や製品ブランドと、ソーシャルメディア上での影響力を持ってそのブランド認知に貢献できる個人とをマッチングする」という、日本ではまだ聞き慣れない「ソーシャル・エンドースメント事業(Social Endorsement Services)」を事業の根幹としております。

広告主となる企業とtwitterユーザーを結びつけ、タイムライン上のツイートとして告知メッセージを配信する弊社サービス「つあど(twad.jp)」は、そのソーシャル・エンドースメントの概念を一番シンプルで身近な形に落とし込み、twitterというポピュラーな一プラットフォームに絞り込んでサービス化したものです。

その結果「つあど」は、ソーシャル・エンドースメント・サービスというよりかは、「つぶやけば報酬がもらえる」という一見単純で現金なコンセプトに基づいたかのように見える広告サービスとして具現化されているのです。

ですので、あえて「つあど」には「ソーシャル・エンドースメント・サービス」というタイトルは冠せず、「インストリーム広告配信サービス」というより具体的なタイトルを付与しているわけです。

その「つあど」が、鈍足ながらも今や皆様もご存じの清涼飲料水の大手メーカーや、大手のコンビニチェーン、百貨店、製薬会社などにも利用していただける広告ネットワークとして成長して参りました。

これは、「つあど」総合代理店としての役割を担ってくださっているオプトさんや、今年まで販売業務をサポートしていただいていたKazeniwaさんの努力のたまものでもあります。

サービス開始から既に1年半が経過した今、私自身もようやく「つあど」にソーシャル・エンドースメント・サービスに一段上るための地盤が固まり、とうとう次のフェーズへと引き上げるタイミングが来たと判断を下しました。

新ブランド「ソエンド」へのシフト

そこで、弊社では2011年の残りと2012年をかけて、私の頭の中にある本来のソーシャル・エンドースメント・サービスのビジョンに向かって一気に事業を加速するためにトップギアにアップシフトしようとしています。

しかし、そのクラッチを踏み込もうとした瞬間に大きな課題に直面しました。

それは、一部の業界での「つあど」の認知度が徐々に上がってきたにも関わらず、その名称からどうみても「つあどはtwitter専用」であるという皆様の認識が強いため(当たり前ですが笑)、その浸透した「つあど」ブランドから当初より描いておりました総合ソーシャル・エンドースメントのブランドである「ソエンド」への移行をスムーズに且つインパクトを持ってシフトせねばならないということでした。

その新しい「ソエンド」ブランドへのシフトの起爆剤としまして、「つあど」に次ぐ新しいサービス「ソエンド」のブランドイメージの作成とともに、それらソーシャル・エンドースメント・サービスの看板を担うイメージキャラクターの採用を決定いたしました。

そこで、早速「ソエンド」のブランドロゴとイメージキャラクターの作成を請け負って下さる方々への打診を始めたのです。

「ソエンド」ロゴと大庭優治さん

まず第一の課題は「ソエンド」のロゴデザインでした。

私の頭に浮かんだのは、サンフランシスコのCIデザイン会社Signum Visual Concepts社を率いる大庭優治さんでした。

大庭優治さんは古くはツーカーフォンから、メルシャン、日新火災、ファイテン、花王、インドネシア航空のロゴまで、そして皆様がご存じの商品ではコンビニで見かける野菜ジュース「野菜生活100」や缶コーヒー「Roots」、スーパーで見かける洗剤「アリエール」のパッケージングなどを手がけてこられた方です。

いわゆる、老舗のCIデザイナーさんですね。

優治さんと私とは、実に1999年頃からの長いおつきあいです。優治さんと初めてお会いしたのは、確かマウンテンビューの私の初代シリコンバレーオフィスでした。たしか、取引先のどなたか当時の社員に紹介をいただいたのだと思います。

その年に完成した当時の私の米国における事業母体である4D Matrix, Inc.のロゴデザイン、それが優治さんとの初めてのお仕事でした。

当時はインターネット企業のロゴをデザインするために、その要件を理解できるCIデザイナーさんも少なく、優治さんとはまるで異文化のすりあわせのようにロゴを作り上げていったのを覚えています。

これがその時の初作品ですね。

映画Matrixの公開以前にこの「Matrix」というフレーズを採用していたのですが、これはラテン語で「全てが生まれる場所」という意味を持ちます。

4Dは「4つめのディメンジョン(軸)はインターネットである」とし、インターネットを新しい軸として様々な新しいEコマースサービスを生み出していこう、というビジョンの元に名付けた名称でした。

私の要望は「シンプル且つシンボリック、そして名称を表すロゴ。さらにはシリコンバーレの先進性と日本(和)の柔軟さを併せ持つ」というイメージでした。

優治さんが生み出したロゴは実に当時の私のイメージにぴったりで、なんとロゴは社名の「4D」を表すだけではなく、Matrixの「全てが生まれる場所」を表すかのように、漢字の「卵」のようにも見えるシンボルを生み出して下さったのです。

その後も関連会社や自社サービス、私が投資していた事業を含めて、ロゴの作成が必要な際にはほぼ100%優治さんにお願いしてきました。おそらく優治さんには実に合計2桁回はお仕事をお願いしていると思われます。

ところが、驚くことにこの7,8年は全く仕事をお願いすることがありませんでした。そこで、今回の新プロジェクト発足を機に再度優治さんの連絡先をLinkedInで掘り当てて、「ソエンド」ブランドのロゴをお願いすることにしたのです。

(日本でLinkedInは始まったばかりですが、こういう用途でもかなり便利です。)

久々に突然の連絡を取ったにもかかわらず、優治さんは快く新しいプロジェクトの依頼を受け入れて下さいました。

その結果生まれた「ソエンド」ブランドのロゴがこれです。

「ソエンド」はご覧の通り弊社事業の根幹である「ソーシャル・エンドースメント」を略したものですが、なぜか私の頭に浮かんでいたのは常に「豆」のイメージでした。単に「ソエンド」の「エンド」と「エンドウ豆」を重ねただけのジョークなのですが。

その「豆」の有機的なイメージと、そこからソーシャル・メディアで反響が広がる様子、そして出来ればイニシャルの「S」をどうにか表す、という無茶な要求を全て具現化していただいたのがこのロゴです。

今回はたまたまの結果ですが、この「ソエンド」のロゴは上でご紹介した4D Matrixロゴに通じるものもありますね。

一応優治さんの名誉のために言わせていただきますと、彼がデザインするロゴが全てこういったシンプルなタイプでいつも似ているというわけではありません。それはインドネシア航空やメルシャン、ファイテンなどのロゴを見ていただければおわかりいただけるかと思います。おそらく私の趣味がこの12年間であまり変わっていないのでしょう。

このロゴに至るまでの過程と優治さんとのやりとりは大変なものでしたが、それについてはまたいつか別途紹介させていただきたいと思います。

イメージキャラクターとSimon Oxleyさん

次の課題はキャラクターデザインでした。

ちょうどこのデザインプロジェクトが始まる頃、私が利用し始めていたサービスのひとつに「Turntable.fm」というのがありました。

「Turntable.fm」は、アバターのキャラクターを選んで実際にDJブースに立ち、複数のユーザーと好きな曲をかけあうというソーシャル系の音楽サービスで一気に爆発的な人気を得ましたが、著作権の問題から米国以外でのサービスを遮断するという結果となっています。

現在ではiPhoneアプリも提供され、いまだに絶大な人気を誇っています。

そのTurntable.fmがアバターとして採用しているのがSimon Oxleyさんの手による魅力的なキャラクターたちなのです。

実は、Simonさんの過去の作品で有名なものの一つが、初期のtwitterで使用されていた木の枝に止まった鳥の絵です。

皆様もどこかで一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか?

そのSimonさんは、今年2011年の夏まではなんと日本の福岡を拠点とされていましたが、現在はイギリスのOxfordに拠点を移転されました。

そして、Simonさんに「ソエンド」サービスのコンセプトを伝えイメージキャラクターのデザインをお願いしたところ、なんと快く受け入れていただいたのです。

もともと「クマ型の着ぐるみを着た風のちっちゃな宇宙人」をテーマにキャラクター一体のデザインをお願いしたのですが、なんとノリにノったSimonさんは「こんなBig Brotherはどう?」と大小2つの兄弟のキャラクターをデザインして下さいました。

その末に生み出されたのが、宇宙会社ソエンドの兄弟であるソエンとドエンです。

このソエンとドエンも完成形に至るまでは紆余曲折ありましたが、Simonさんは実に魅力的なキャラクター達に命を吹き込んでくれたのでした。

その完成への課程についてもまた別途紹介させていただきたいと思います。

Simonさんと優治さんのコラボレーション

上の絵を見てくださればわかるのですが、実はソエンとドエンのボディには「ソエンド」のロゴがプリントされています。

実は、それは私が自分で後に組み合わせたものではなく、プロジェクトが始まる前に優治さんとSimonさん宛に私がお互いのポートフォリオなどをお見せして、あらかじめ最終的には今回の成果物がお二人の合作となることを了承していただいた上で制作していただいたものなのです。

実際には優治さんのロゴが先に完成しましたので、そのファイルをSimonさんにお渡しして、ソエンとドエンの体にソエンドのロゴを自由に配置していただきました。

お二人同士は共に面識はありませんが、この過程を経てSimonさんと優治さんのすばらしいコラボレーション作品として宇宙会社ソエンドのソエンとドエンが完成しました。

このお二人は全くカラーの違うアーティストですが、一緒にお仕事をさせていただいてお二人に共通して感じた点があります。

それは、お二人共に顧客が求めるイメージを的確に且つ芸術的に具現化してくださるということです。

当然のことながら顧客のコミュニケーションスキルや要求の明確性、好みの相性などにも左右されるでしょうが、たとえ当初自分が思い描いたものと違うドラフトがお二人から出てきたとしても、そこへのフィードバックを数度返せば、確実に自分が頭に思い浮かべていたものに近づいてレスポンスが返ってきます。

そしての制作の課程においても、決してこちらの要望を具現化するだけではなく、ご自分がお持ちの独特の色を崩すことなくこちらの意見を取り入れ、かつ問題点も的確に指摘してくださるため、依頼する側にも新たな発見があり多くの事が学べます。

また、単に右脳的なアナログ感覚によるアートワークだけでなく、お二人ともピクセル単位のずれやフレームの比率、フォントサイズ、アラインメントといったような極めて繊細な調整をも怠ることもなく、お互いが納得した完成形に至るまで全力を尽くして下さいます。

結果、自分が予想していたよりも遙かに素晴らしい作品が仕上がってきます。

プロである以上、このような仕事をこなすことは当然と言えば当然なのでしょうが、このコミュニケーションと作品ができあがるまでの過程を体験しますと、自分はアートワークには直接手を出していないのにも関わらず、完成時にはまさに一緒に作品を作り上げたという中毒性のある充実感を得ることができます。

今回の「ソエンド」ロゴとソエンとドエンのイメージキャラクターについても、私としては大満足の結果でした。

なお余談ではありますが、弊社でもお二人へのお仕事の以来を取り次がせていただきます。

特にOxford在住のSimon氏への依頼は、英語が出来ない方でも弊社が取り次ぎをさせていただきますので、お二人への依頼に興味がある方はご遠慮なくこちらからお問い合わせください

また、Simon Oxleyさんのポートフォリオはこちらでもご覧いただけます。

Overtexのソーシャル系サービスを担っていくソエンとドエン

弊社Overtexでは過去に運営していたクレジットカード決済サービス等の「ソーシャル・エンドースメント」ビジョン外のサービスは既にすべて社外への譲渡や売却を完了しており、今後は「ソーシャル・エンドースメント・カンパニー」を自社のタイトルとして掲げ、それを根幹として事業を発展させていきたいと考えております。

この「ソエンド」ブランドとソエン、ドエンの2人(?)は、それらソーシャル・エンドースメント関連サービスの全てを担っていく存在となる予定です。

「ソエンド」ブランドの第一弾としましては、本日ソーシャル影響力スコア測定サービス「Qrust(クラスト)」をローンチさせていただきました。

 

残念ながらこのQrustシンボルは優治さん作ではなく、予算やタイミングの理由から内製によるものですが・・・。

「ソエンド」ブランドと「ソエン」、「ドエン」はまだ生まれたばかりではありますが、何卒ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

以上、弊社提携先である「宇宙会社ソエンド」とその経営陣兄弟ソエン、ドエンについて筋の通った架空のお話を作ってみましたが、その信憑性のほどはいかがでしたでしょうか?

「宇宙会社ソエンド」の詳細やソエン、ドエン兄弟達についてのプロフィールは是非こちらをお読みください

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Written by 朝山 貴生

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