過去半年で米国にて販売されたスマートフォンOSのシェアでAndroidが一位に
2010年10月6日
2010年10月7日
The Nielsen Companyが発表したデータによりますと、過去半年で米国にて新規販売されたスマートフォンのOSのシェアで、ついにAndroidが一位になったようです。
このデータを見る限り、iPhone 4が発売されてからの1ヶ月間も含まれていますので、それだけにAndroidの勢いがすさまじいということですね。
ただ、iPhoneは実質売っているのがApple+AT&Tの組み合わせだけですので、それでもこのシェアは恐ろしいともいえます。
日本ではほとんどなじみのないRIM端末ですが、米国では私たちも2,000年より以前からペイジャー(いわゆるポケベル)時代からお世話になっていました。弊社エンジニアも幾度もRIMペイジャー経由で夜中に呼び出しを食らったはずです。そのRIMが今やスマートフォンのOSでシェア1位を長い間継続していたこともすごいことですね。
予想では、多くのキャリアが次々とAndroid携帯を発表していることから、Androidの優勢には変化がなくこのまま成長を続けることと思われます。実際に使っていて、Androidはまだまだ元のGeek’s Deviceの域から抜けきっていない感がありますが、日々Google周りのアプリ改良と充実を感じるだけでなく、サードパーティーアプリの充実や便利さも改善されてきています。Google社もAndroid 2.3移行でOSのコアではなくユーザーにとっての使用感やUIの改善に注力するとのことで、ますます裾野は広がっていくでしょう。
果たして、全体のシェアでAndroidがRIMとAppleを抜き去る日は来るのでしょうか?