FacebookがOpen Graphのアクティビティ機能に次いで『タイムラインアプリ』を公開

本日、Facebookが先日のOpen Graphのアクティビティ機能の発表に次いで、新しい形式の「タイムラインアプリ」を公開しました。

これは、Open Graphの仕様に「読む」、「聞く」、「鑑賞する」、「欲しがる」、「所有する」、「ポーズを取る」、「名乗る」、「切望する」、「行く」、「見る」、「ピンを止める」など、アクティビティの種類を追加し、各アプリがユーザーのアクティビティをデータとして記録して、最終的にはユーザーのタイムラインに直接それらのアクティビティを投稿出来る仕組みです。

それらアクティビティには明確なガイドラインが用意されており、デベロッパーが新しいアクティビティを作成することも出来ます。

文章だけですと実にわかりにくいものですので、最近流行の波が来そうなPinterestで実際に試してみました。

Pinterestの設定ページへ行くと、早速「Add Pinterest to Facebook Timeline」という項目が増えていました:

クリックしてみますと、今までとは一風変わったアプリケーションの認証画面へ行きます:

ほとんど日本語化されていませんので軽く説明してみましょう。

まずアプリの説明の下に、このアプリがタイムライン上で公開するアクティビティの公開範囲を設定できるようになっています。

これを「友達」に設定すれば、アプリで発生したアクティビティが友達にしか公開されません。通常の投稿における公開設定と同様ですね。

そして、右側にはこのアプリが公開するアクティビティが一部公開されています。

Pinterestは自分が気になるウェブページを、画像をベースとしてどんどんと壁にピン留めしていけるソーシャルメディアですので、アクティビティが「pinboards you followed(フォローしたピンボード)」、「Pinners you followed(フォローしたユーザー)」その他、となっています。

まさに、この2つがPinterestが追加した新しいアクティビティですね。

では早速、「Facebookでログイン」して、Pinterestでいくつかのウェブページをピン留めしてみました。

すると、今まではFacebookチェックインなど、Facebookネイティブのアプリでしか利用されていなかったアクティビティ欄に、Pinterestのアクティビティが表示される様になりました。

ここでは、Pinterestのロゴと名称と共に、私がピン留めしたランボルギーニ・カウンタックの写真が掲載されていました。

また、自分がピン「Lamborghini」をフォローした旨も表示されています。

自分の友達がタイムラインアプリ上で起こしたアクティビティはこのようにFacebook.com右ペインにも表示されます:

当然ながら、友達が起こしたアクティビティにも「いいね!」をすることが出来るようになっています。

ところで、実はこれらOpen Graphの新しいアクティビティは、タイムラインアプリのためだけではなく今まで「いいね!」だけであったアクションをさらに拡張して、各アプリがアプリ上でユーザーから取得できるデータのバリエーションを拡げる役割を果たします。

たとえば、Payvmentのアプリを見てみますと:

各商品について「欲しい」と「持っている」というアクティビティが用意されています。

これにより、PavementとFacebookは、あなたの「欲しい」、「持っている」というアクティビティをデータ化し、共有させ、そして蓄積することができるわけです。

ますます、我々の日々の生活における行動がすべてFacebookでのデジタルデータとして積み上げられていくわけですね。

実際に自分のアクティビティがどれぐらい記録されているかは、ご自分のFacebookタイムラインから「アクティビティ」ボタンを押してみて下さい:

ここを見れば、自分の活動がどのように記録され、誰に共有されているのかがひとめでわかります。

さて、ざっと新しいタイムラインアプリと新しいOpen Graphアクティビティの連動を見てみました。

詳しい説明は専門の方に任せるとして、早速皆さんも微妙に日本語に翻訳が始まっているタイムラインアプリの日本語説明ページでタイムラインアプリをご自分でもお試し下さい!!

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Introducing New Apps for Timeline

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