Google+ Gamesのデベロッパーに対する利用料は噂通りたったの5%であることが判明

本日スタートしたGoogle+ Gamesですが、VentureBeatがハングアウト機能を使ってGoogle+開発者チームに行ったインタビューによりますと、ローンチ当初のプロモーションレートではあるものの、Google+ Gamesプラットフォームのデベロッパー向け利用料は噂されていたとおりたったの5%であることが判明しました。

FacebookとApple AppStoreの利用料はともに30%であり、この数年間はそのレートが言わば業界標準として成立してきた流れがあります。

ところが、Google+が提示する利用料は実にその6分の1であるたったの5%です。期間限定になるかも知れないこの利用料ですが、既にタイトルを多く抱えているソーシャルゲーム企業にとって魅力的には違いありません。

また、同時にGoogleではプロモーション期間終了後のレートはまだ決定していないとのことで、このまま低レートが継続する可能性もまだ否定できません。

ユーザー側には、ゲーム関連の情報を見たいユーザーだけがその情報をストリームに表示して、興味がないものは一切見る必要もないというデフォルト設定でFacebookなどでよく取り上げられるユーザー側の苦情を解消し、デベロッパー向けには下手をすればその辺の(得に日本での)クレジットカード決済代行企業のゲーム向け手数料より安いプラットフォーム利用料を提供するという、まさに「良すぎる話」となっています。

ゲームについては現在10社16タイトルのみですが、独占ゲームの質問については「我々はユーザーをハッピーにすることに非常にアグレッシブに動いています。」とあいまいな返答で、メジャープレイヤーからのオリジナルゲームも期待できそうです。ただ、もうAngry Birdsのバリエーションは見たくありませんが。

そして、プラットフォームの仕様についてはHTML5とフラッシュとの両対応のようです。現在の16タイトルのうち、15タイトルがフラッシュ、1タイトルがHTML5となっています。

Googleは、「マルチプラットフォームでのリリースがしやすいようにサポートするつもり」と言っており、どこかで聞いた「おまえら、あそこでゲーム出すなら、うちからは追い出すぞごら!」と言うようなことも、太っ腹なGoogle+ではどうやらありえないようです。

しかし、既存のGoogle+ユーザーからは「ゲームが入ってくるのであればせっかくのGoogle+のキャラクターや位置づけが変わってくだらなくなるのでは?」といった意見や、「ゲームが入ってくるならそれこそモバゲーやFacebookで十分だしつまらない」との声もストリーム上で見かけます。

まだ、ほとんどのユーザーには「ゲームアイコン」が表示されていないようですが、今後Google+ユーザーやデベロッパーの反応がどうなるか楽しみです。

Take that, Facebook: Google+ commission on game transactions is 5 percent, not 30 percent

 

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1件のコメント

  • とにかくユーザーを集めるのが今のgoogleの方針なんだろうな。google+はtwitter並みにストリーム情報の質がいいから、facebookにないような、ストリームに対しての新しい感覚のゲームが出来たりして面白そう。

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