iOS 5新機能の簡単なまとめ【写真付き】
WWDC 2011にてiOS 5の新機能が発表されましたので簡潔にまとめてみました。
改善されたプッシュ通知
プッシュ通知はまとめられて、まるでAndroidのように・・・、画面上部を下方向にスワイプすると表示できるようになります。各通知ごと、もしくはまとめてすべてを消去可能。ロックスクリーン上にも表示とのこと。
ニューススタンド
雑誌や新聞の定期購読をまとめて表示。
Safariリーダー
Safariから直接、まるでInstapaperのように・・・、ウェブページの一部を切り取って保存するという新機能です。Safariにはタブが標準装備され、切り取ったウェブページは後でまとめて読むことが可能。
リマインダー機能
いわゆるTo-Do機能です。位置情報にひも付かせたTo-Doを設定しておくことによって、位置に近づいた際に知らせることも可能。さらにカレンダー連動で、複数デバイス感でも共有可能。
カメラ機能の強化
ロックスクリーンにカメラボタンが設置されます。また、カメラアプリではVol UPキーがシャッターに。さらにピンチでZoom可能。一定の箇所をタップ&ホールドで露出の設定が可能。おまけにカメラアプリで写真の切り取りや回転、レッドアイ修正、自動補正が可能に。
分割キーボード
画面の左右に分割してタイプしやすいキーボードを搭載。
PCなしでのアクティベーションとアップデート
PCがなくても、アクティベーションやアップデートが可能に。
iMessage
いわゆる、FaceTimeのSMS版とでも言いましょうか、キャリアネットワークに依存せずにiOS同士でやりとりできるメッセージング機能です。Apple IDで使えるので、iPodともやりとりが可能に。
iCloud
写真、音楽、アプリ、ドキュメントをクラウド上に保存し、無線でデバイスにプッシュします。ベータ期間は無料で1,000曲まで保存が可能とのこと。正式サービス(追加ストレージ?)は年24.99ドルで秋に開始予定。
リリースと対応デバイス
2011年秋を予定。対応デバイスは、 iPhone 3GS、iPhone 4、iPad 1、iPad 2、iPod touch(第3、4世代)です。
そして、個人的に一番大きいのは・・・・
iOSへのtwitter機能の統合
噂通り、twitter社が自前の写真投稿サービスを開始した理由はこれでしたね。
iOS5では、OS自体がtwitterに直接対応します。iOS自体にログイン情報を保存し、地図やカメラ、YouTubeアプリ、アルバムから直接ツイートできます。
サードパーティー製のアプリは、その一元管理されるログイン情報を利用可能。(複数アカウントを管理できるかは不明。)
私個人としては、運営しているサービスがtwitterにも関わることから、iOSからの利用が増えるためありがたいのですが、クライアントアプリのデベロッパーにとってはかなりの大打撃となるのではないでしょうか?
また、もしFacebookについて今後同様のディープな実装がされないとすれば、今回のこの連携は欧米でFacebookに引けをとるtwitterにとっては大きなアドバンテージになりますね。
今回のアップデートは、個人的には3から4へのそれよりも大きいですね。
以上、iOS 5新機能の簡単なまとめでした。