Google+のビデオチャットルーム(Hangout)が手話によるグループチャットにも対応
Google+のビデオチャットルーム(Hangout)が、なんと手話によるグループチャットにも対応しました。
今までは、Hangoutは話をしているユーザーを関知して自動的に映像を切り替えていましたが、以下の手順で映像の中心となるユーザーを手動で切り替えることにより、手話などによるグループチャットにも対応できるようになりました:
- まず、参加者全員がマイクをミュートする。
- 話し手となりたいユーザーがキーボードのshift+sを押す。
- メインの映像に自分が映ると準備がOK。
- 他のユーザーにも自分の映像が配信されているので手話での会話を始める。
「参加者全員がマイクをミュートしている」ということが必須条件です。
また、普通のHangoutと違う点は、話し手の映像が配信開始されてからは数秒間他のユーザーに切り替えることが出来ない点です。
これは、短時間に話し手となりたいユーザーがほぼ同時にショートカットを押した場合に、連続して画面が切り替わらないようにするための工夫なのだそうです。
しかし、話し手に自動的に映像が切り替わるというGoogle+のHangoutが実現した最新のビデオチャット手法を、この短期間で耳が不自由な方でも利用できる形にしてしまうGoogleに心から感心してしまいました。
公式の発表(英文)とその動画はこちらです:
http://www.youtube.com/watch?v=Va5MeTnpI7c
この動画のタイトルでも用いられていますが、この機能は「Taking the floor without a mic」とされており、まさに「マイクなしに討論に参加できる」ものになっていますね!
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