Google+から公開ライブチャット映像が放映できる『ハングアウト・オン・エアー』が一般公開へ – 実際に試してみた
2011年9月21日にテスト公開され、Will I Amやダライラマによってユーザーとのチャットがライブ中継されてきたGoogle+の新機能「ハングアウト・オン・エアー(Hangout on Air)」ですが、その機能がこの度段階的に一般公開されることが発表されました。
本日ついに私のアカウントにもハングアウト・オン・エアーがロールアウトされましたので早速試してみました。
まずはいつものようにハングアウトを立ち上げます:
Google+右カラムのハングアウトセクションもこのように変わっていますから、ここから「ハングアウトを開始」をクリックします:
すると、画面下に「ハングアウトを配信、記録してみませんか?」と新しく表示が追加されていますのでそこをクリックします:
すると、英語ではありますが、配信するコンテンツにはすべてあなたが責任を持つという旨の規約が表示されますので、同意する旨にチェックを入れ、「続行」をクリックします:
次の画面では、右上に「ON AIR」とたすきが掛かっているのがわかります。また、注意書きには「このハングアウトは配信、記録されます。」と表示されています。
また、ここで放送前に映像と音声の確認が出来ます。
ここに放映内容の説明文を入力し、「ハングアウトに参加」をクリックします:
すると、次にライブ放映に招待する相手をサークルもしくはユーザー単位で指定できます。
その公開範囲を指定した後に「招待して配信」をクリックします:
この時点ではスタンバイ状態であり、映像はまだ配信されていません。
右上の「動画を一般公開で配信」をクリックして初めて放映が開始されます:
この状態であなたのハングアウト映像が公開開始されています。
あとは、招待したユーザーが参加してくれば、一般的なハングアウトと同様に話しているそれぞれのユーザーの映像が中央に表示されます。
Google+のストリーム上では、このようにハングアウト・オン・エアーの放映が共有されます:
そして、通常のハングアウトと大きく違う点は、放映終了後に放映内容が自動的にYouTubeに記録されるという点です:
放映終了時点では記録された動画は「非公開」になっていますが、これを公開すればハングアウトの内容を一般公開することが出来ます。
YouTubeでは動画編集機能が日々強化されており、ライブ放送内容を放映後に編集してから公開することも可能です。
また、次期バージョンのAndroid版とiOS版のGoogle+アプリからは、ハングアウトが開始できるようになることがすでに発表されています。
次にハングアウト・オン・エアーがそれらスマートフォンアプリからフルに利用できるようになれば、ライブ放映の強力なツールとなるに違いありません。
公式発表によれば、この新機能ハングアウト・オン・エアーはフォロワー数の多いユーザーから段階的に公開され、最終的には全ユーザーに一般公開されるとのことでした。
近い将来にハングアウト・オン・エアーが全ユーザーから利用可能となれば、今までUstreamなどが主となっていたライブ放送サービスのユーザーがGoogle+に多く流れ込むかもしれません。
当然のことながらGoogle+はライブ放送が主となるサービスではありませんが、SNSとしての機能は既に強力であり、普段からオーディエンスと常につながっていることができることから十分にそれらライブ放送専門サービスの脅威となり得るでしょう。
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