Google+がカレンダーと連動する新機能『Google+イベント』を公開 – ユーザー数は2億5千万人以上に
本日行われたGoogle公式イベントGoogle I/Oで、早速Google+に関するデータと新機能の発表がいくつかありました。
まずは、久々にGoogle+の正式なユーザー数が発表されました。
それによりますと、合計ユーザー数は2億5千万人で1日のアクティブユーザー数は7,500万人と言う事です。
一次はゴーストタウンとまでたたかれていたGoogle+ですが、着実に利用は増えているようです。
第三者から計測出来るPCユーザーの利用状況は最近よく見られますが、実際このイベントでGoogle+ではモバイルからの利用がPCからの利用を上回っていると発表された通り、もう第三者から各SNSの利用を推し量ることは困難です。
特にGoogle+では友達の範囲内で公開する投稿がFacebookよりもより気軽に利用されており、そのことが余り使わない第三者からの悪い評価につながっている物と思われます。
カリフォルニアでもあと10時間ちょっとで迎えるGoogle+の1周年ですが、それを前に既に2億5千万ものユーザーを集めたことはその手法に賛否両論はあるものの素晴らしい結果と言えるでしょう。
次に、Google+の新機能としてGoogleカレンダーと連動する新機能「Google+イベント」が公開されました。
実は、Googleは6月1日に誤ってこの機能の説明をGoogleカレンダーに表示してしまうという事故を起こしておりました。
そこから予想はできていたものの、遂にその機能が正式に発表されたと言う事です。
と言っているうちに、早速Google+の画面全体に告知が表示されました。残念ながら表示時には英語モードで使っておりました:
左のメニューにイベントが追加されていますからそれを見てみましょう:
こおにはすでに参加したり開設したりしたイベントが表示されています。
ここから「友だちとのイベントを作成しましょう」をクリックしてもイベントを作成出来ますが、まずは普段使う共有ボックスからイベントを作成してみましょう。
既にイベントアイコンが追加されています:
イベントの作成は簡単です:
タイトルや日付、時刻、場所、詳細を入力して、公開範囲を設定して招待するだけです。
便利なことに、あらかじめテーマが用意されていて、そこからカバー写真を選択できる様になっています:
このスクリーンショットではわかりませんが、中にはアニメーションをしているカバー写真も有り素敵なイベント画面を簡単に作成出来るようになっています。
また、オプションとしては、参加者による招待や写真の投稿を許可する項目があります。
更に詳細なオプションとして、Google+ハングアウトやハングアウト・オンエアの放送としてイベントを開催する設定項目があります:
あらかじめ生放送の日取りを決めておいて、ユーザーを招待することができるというわけですね。
招待されたイベントは、Google+のストリーム上でこのように表示されます:
そこから、直接イベントへの参加を表明出来るようになっています。
Google+の通知機能も、すでにこの新しいイベント機能にフル対応しています:
これら個々のイベントには、それぞれ専用の詳細ページとURLが与えられ、そこではイベントに対するコメントや参加者なども表示されています:
そしてそのイベントは、その公開範囲内で誰もがストリーム上に共有出来るようになっています:
また、このイベントには参加者がどんどん写真をアップロード出来るようになっており、イベント開始時刻が過ぎるとイベントページで「ライブスライドショー」が再生出来るようになります:
ライブスライドショーではユーザーが投稿したイベント写真を自動的に再生出来ます:
更にすべての写真を再生し終わるとこんな素敵なメッセージが:
なんとも凝った演出ですね。
さて、単にここまでを見てきただけですと、このGoogle+イベントは単にGoogle+上だけで広まるイベント機能に終わってしまいそうに見えますが、実はこの新機能の素晴らしいところは、すでにユーザー数の多いGoogle+カレンダーと密接に連動しているという点です。
カレンダーを開くと、早速先日漏洩したGoogle+イベントの紹介ポップアップが表示されました:
早速OKを押して先ほどのイベントをGoogleカレンダーで見てみますと、自動的にひとつの予定として表示される様になっています:
週表示に至っては、イベント開催者のプロフィール写真までが表示されるという演出付きです:
そのイベント項目をクリックしますと、おなじみのGoogleカレンダーの簡素なイベント詳細ではなく、カバー写真付きで鮮やかなイベント概要が表示されました:
GoogleカレンダーユーザーにとってはGoogle+でのイベントに対するアクションがそのまま自分のスケジュールに反映されるため非常に便利です。
実は見つけにくいところにきめ細やかな機能も足されておりまして、たとえば、イベント詳細画面から自分のGoogleカレンダーにぶつかる予定があるかどうかを確認することもできるようになっていました:
まだスタートしたばかりで実装にぎこちなさが否めませんが、今後さらにスムーズな連携が強化されていくものと思われます。
是皆様もお試し下さい。
では、最後にGoogle+イベントの公式プロモーション動画をどうぞ:
http://www.youtube.com/watch?v=GN7qw6UZZdg
Google+をご利用の方はこちらからこの記事のために作成したイベントページを直接ご覧頂けます。
また、本日同時にアップデートされたAndroid版Google+アプリについてはこちらをどうぞ。
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たいへん詳しい内容を共有してくださり、ありがとうございます。
ところで、このイベントを使うと、招待するサークルによっては「招待する人数が多すぎます」というエラーが出て、招待できないのですが、招待できる人数の上限は何人でしょうか。
もしご存じでしたら、ぜひ教えてください。
よろしくお願いいたします。