twitterの全ツイートが保存できる新アーカイブ機能はそのままアップロードするだけで検索窓付きウェブサイトも作れる優れもの

twitter社が全ツイートを保存するアーカイブ機能を12月19日に発表し、ついでtwitterジャパンからもその翌日に日本語ユーザーにも同様の機能が実装されると発表がありました。

まずは数週間かけて英語ユーザーにロールアウトされ、日本語ユーザーにも徐々にロールアウト、という曖昧な表現がされておりますが、幸い普段から英語設定で使用していたためかすでにアーカイブ機能が私のアカウント設定に表示されておりましたので、早速試してみることにしました。

ロールアウトされているユーザーのアカウント設定画面には、このようにボタンが表示されています:

そのボタンを押すと、アーカイブがバックエンドで始まり、完了後メールが送られてきます:

私の場合1.3万ツイートほど有るのですが、それでも数十秒もしないうちに完了のメールが届いていました。

このリンクをクリックすると、ダウンロード専用ページへ飛びます:

そのページのダウンロードボタンを押すと、ZIP形式で圧縮されたツイートデータが取得できます。

実際にそのアーカイブを開いてみますと:

なんと複数のフォルダに別れているだけではなく、index.htmlというHTMLファイルが含まれていました。

早速それを開いてみますと:

なんとHTMLで作られた立派なページが開きました。

右上には年月を選択できるウィジェットが表示されており、クリックすると左側に該当するツイートが表示されます。

当然のことながらツイートはtwitter社自らが制定したきびすぃ~いTwitter Displayガイドラインに基づいた表示になっており、Favoriteボタンや返信ボタンも付いております:

自分のツイートですので、どうやらRTボタンだけはないようですが、ちゃんとTwitter Cardsに対応した画像なども表示されるようになっていました。

これをこのままアップロードすれば、自分のツイートアーカイブをウェブサイトとして公開することも出来るというわけですね。

更に、右上の検索ボックスは単なる飾りではなく、実際に自分のツイートを検索できるのには驚きました:

ちゃんと検索フレーズもハイライトされるようになっています。

アップロードするだけで、自分のツイートの検索機能が提供できるというわけですか!

では、実際にツイートのデータがどのようになっているかと言いますと、

別のフォルダに別れて、CSVとJSとの2つのフォーマットで保存されています。

データファイルはそれぞれ上の様に月ごとに分割されて保存されていました。

先ほどのHTMLページでは、このJavaScriptを用いたデータ表示が行われています。

CSV形式はご自分の保存用というわけですね。

使ってみるまでは単にバックアップを取るためだけの新機能かと思っておりましたが、ひとつ捻られたうれしい機能が実装されていたので驚きました。

近年ではサードパーティー排除の動きや、デベロッパーとの確執といったようなネガティブな話や、広告表示に力を入れると言った商業的な話しばかりが聞こえていたtwitterですが、久々にユーザー寄りのおいしい機能を実装してくれたのはうれしい限りです。

どうやら、管理画面から言語設定を英語にするとすでに使える日本語アカウントもあるようですから、試されたい方は一時的に英語設定にしてみてください。

一つ注意すべき点は、ツイートはアーカイブされますがアップロードした画像はアーカイブされないということです。

写真に関しては、ご自分で別途保存をしておく以外にアーカイブする方法はないようですね。

皆様も是非お試し下さい!

 

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