Google社がGoogle Glass用のミニゲーム集Glasswareを公開
本日、Google社がGoogle Glass用のミニゲーム集Glasswareである「Mini Games」を発表しました。
この1年余り、ヘリコプターゲーム「Glass Copter」のようなサードパーティによる非公式アプリとしてのGlass用ゲームは存在しておりましたが、公式Glasswareとして採用されていたのはワードゲームの「Spellista」のみでした。
これらミニゲーム提供の目的は、Google Glassに搭載された様々なセンサーを用いてどのようなゲーム開発が可能かをデベロッパーに示すことであるため、各ゲームは非常にシンプルなものとなっております。
まずはゲーム紹介の公式動画をご覧下さい:
http://www.youtube.com/watch?v=9naxeHGIaRY
提供されているゲームは以下の通りです。
テニス
頭の動きがそのままラケットの動きとなり、飛んでくるテニスボールを打ち返します。
バランス
頭の上に乗った箱を落とさないようにバランスをとります。
クレイ射撃
「Pull!」と話すとクレイが飛んでくるので射撃します。
マッチング
頭を動かして記憶を頼りにカードの模様をそろえます。
シェイプ・スプリッター
目の前に現れた図形を、手刀で切り刻みます。
実際にはGoogle Glassには近接センサーが内蔵されているようですが、まだGoogle自身がその存在を認めていませんwですので、シェイプ・スプリッターもわざわざそれではなくOpen CVという画像認識ライブラリを用いて手の動きを感知しているようです。
早速Google Glassの管理画面を見てみますと、Mini Gamesが既に追加されておりました。
実際に、マッチングゲーム「Matcher」を実際にプレイして録画してみました:
http://www.youtube.com/watch?v=aIT91AgImV8
他にもいくつかのゲームをプレイしてみましたが、各ゲームの説明もGlassで完結するという親切な造りでした。ゲーム自体は昔懐かしいファミコン以前のテレビゲームに最新のセンサー機能が付いたようなもので、シンプルなものであるにもかかわらず、なかなか新鮮に感じました。
今後も、様々なデベロッパーから斬新なゲームがリリースされることを楽しみに待ちましょう。
今後もGoogle Glass Explorerの一人として、様々な情報を発信して参ります!引き続き、Google Glassに関する質問はtwitterやFacebookページ、Google+、そしてこの記事のコメント欄でも受け付けておりますので、是非フォローをお待ちしております。