Google+での『共有』がGoogleの検索結果順位に影響開始
本日、Googleがソーシャル検索機能をアップデートしたと発表しました。
これにより、Google+にて一般公開設定で投稿された「共有」の内容が、Googleソーシャル検索の検索結果に反映されるようになりました。
それがどういうことかと説明しますと:
今までは、このようにGoogle+での「友達」の+1だけがこのように検索結果に表示され、その表示順位に影響を与えていました。
これだけでもかなり大きな変化だったのですが、今日からは+1だけではなく、このようにGoogle+上での「友達」の「共有(投稿)」も検索結果とその表示順位に影響するようになりました。
ただし、影響するのは「一般公開」として投稿された「共有」だけとなります。
これら二つの一連の仕様変更は、一見小さなニュースに見えますが、実は今後のウェブサイト運営にとってかなりの大きな影響力を持ちます。
これからGoogle+のユーザーが増えれば増えるほど、Googleアカウントにログインした状態でのGoogle検索利用が増えます。それらログイン済みユーザーの検索結果の表示順位に、Google+における「友達」の「共有」や「+1」などのアクションが大きく関わってくるからです。
今まではページのコンテンツやページランク、被リンクによるSEOが重要な要素でしたが、これから1年もすればそのSEOに加え、この新しいSMO、特にGoogle+やGoogle+1でのリアクションのウェイトが更に重くなってくるでしょう。
私の確認したところでは、既にログイン状態と被ログイン状態で表示順位が大きく変わっていますので、もうこれからは企業やウェブサイト運営者がGoogle+とGoogle+1を無視できないということになります。
本日お伝えした「Google AdWords広告にもGoogle+での友達の+1を表示開始 – ソーシャル広告サービスに進化」と同様に、今後はGoogle+のユーザーに、如何にして自分が運営するウェブページの+1をクリックさせ、如何にしてそしてGoogle+上でリンクを共有させるかが、ウェブサイトのトラフィック戦略で重要な戦術になってくるに違いありません。
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