Google AdWords広告にもGoogle+での友達の+1を表示開始 – ソーシャル広告サービスに進化

どうやら、GoogleはとうとうAdWords広告にもGoogle+のソーシャルグラフを持ち込んだようです。

本日、Google AdWordsのヘルプページでこんな説明ページを発見しました。

要するに、Google AdWords広告自体に+1ボタンが追加され、Google+での友達がそれに対して+1をした内容がそこに表示される様にになったと言う事です。

実際に、私がクリックしたAdWords広告を他の私をサークルに入れているアカウントから見てみますと:

このように、私が+1したことが他人が見る広告自体に表示されるのです。

しかも、このヘルプページではあたかも新しく追加された広告内の+1ボタンに対するアクションだけが反映されるかのような表記がされていますが、私が実験したところによると今回の仕様変更はそれだけではないようです。

まず、AdWords広告内の+1を見てください。

これをクリックしたところで、Google+のプロフィールにある+1タブを見てみますと:

要するに、+1することによってあなたが見た広告のランディングページが、+1の履歴にブックマークされると言う事です。

しかも、この+1はどう見ても各ページに設置された+1ボタンをクリックした際と同列で取り扱われているようなのです。

それがどういう意味かと言いますと、個人的に現在Google AdWordsで広告を掲載していないのでわかりませんが、私の推測ではこの+1アクションはAdWordsの広告枠内からのものだけではなく、おそらくAdWords広告のランディングページ設置された+1ボタンをクリックしても同様にAdWords広告にお薦め情報として表示されるとしか考えられないのです。

いずれにせよ、GoogleはGoogle+のソーシャルグラフを開始1ヶ月で一気にAdWords広告にまで持ち込んできたと言う事です。

「友達が進めている」要素を取り入れた広告は、すでにFacebookが採用していますが、もしAdWordsが本日お伝えした「Google+での『共有』がGoogleの検索結果順位に影響開始」と同様に、+1だけではなくGoogle+上での「共有」の要素も取り入れ始めれば、Google Adwordsが一気にソーシャル広告サービスに成り上がることになります。

まだ、この+1は広告のターゲティングや表示順位にはまったく影響がないとのことですが、広告のCTR(クリック率)には影響があることは間違いありません。

今後AdWords広告を使う場合は、そのランディングページにGoogle +1ボタンを設置し、できるだけそのボタンを押させることが重要になってくるでしょう。

 

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