Google+のソースコードに隠された新機能5つ – Google Apps対応やQ&A実装、Google Voice対応など
本日、Google+のソースコードから隠された新機能が5つ発見されましたのでご紹介します。
プロフィールコメント機能
ストリームに流すことなく、他のユーザーのプロフィールにコメントを残す機能です。
Googleエキスパート
Googleエクスパートとは、どうやらQuoraのようなQ&Aサービスであり、ストリームに質問を「共有」することによってフォロワーから回答を得ることができて、その質問に対して現在の他の「共有」のようにコメントしたり、「再共有」したりすることが出来るサービスのようです。
GoogleもこのGoogle ExpertをGoogle+ユーザーをベースとしてローンチすることによって、Q&A分野で巻き返しを図れるかもしれませんね。
Google AppsドメインでのGoogle+
また、前項のGoogle Expertのソースコードで見られるウエルカムメッセージの変数から見たところによりますと、GoogleはGoogle+がGoogle Appsのそれぞれのドメインで動作するようにテストをしているようです。
先日公開された機能拡張版ビデオチャットルーム「Hangout with Extra」も、どうみてもGoogle Apps利用者を始めとするビジネスユーザーに受けが良いサービスですし、Google+がGoogle Apps利用者に提供される日がもうすぐ来るかも知れません。
Google Appsの実装にこれだけ時間がかかっているのは、ひょっとしてGoogle+を今のような外部利用だけではなく、Google Apps上で企業用にも利用できる用にしているからかもしれませんね。
プライバシーウィザード
上のスクリーンショットはソースコードを少しいじってポップアップを表示したものです。
どうやらGoogle+では選択するだけで簡単にプライバシーの設定が出来るウィザードを用意しているようです。
ここでは、自分の情報がどのように見られるかを4つの選択肢から選択できます:
- ウェブに一般公開
- 見つけやすいように
- 友だちと家族のみ
- ロックダウン
4つめの「ロックダウン」では、プロフィールを検索対象から外すだけではなく、+1ボタンの公開設定も自動的に「非公開」とするようです。
Google Voiceの統合
Google Voiceとは、余り日本ではメジャーではありませんが、米国では自分独自の電話番号を取得して、ウェブからSMSやボイスメールを管理できるだけではなく、Android携帯電話で利用すればその電話番号をあたかも携帯電話番号のように利用できたり、電話帳のグループごとに挙動を変えたり、一定時間だけボイスメールに転送したりとかなり便利なサービスです。
日本ではGmailのGtalkからの電話機能のみがメインに公開されています。
今回はどうやら既存のGoogle Voiceウィジェットのように、電話番号を伝えることなく直接Google+のプロフィールからそのユーザーに電話がかけられる機能を実装しようとしているようです。
個人ではこの機能を使う機会が少ないかもしれませんが、Google+で企業用のブランドページが公開されれば、営業時間のみ顧客からの問い合わせをウェブから直接電話で受け付けるといった需要が増えるかもしれません。
今回見つかった新機能はこの5つですが、個人的にはGoogle Expertの実装とGoogle Appsへの対応に期待しています。
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