本日、発表から2日遅れてInternet Exlorer用のGoogleツールバーがVer.7.2にアップデートされ、Internet Explorerからも+1ボタンやGoogle+の通知、共有の利用が可能となりました。

Googleツールバーのインストールページを見てみますと：

Google+が新しいツールバーの主要機能としてプッシュされていることがわかります。

早速ツールバーをIEにインストールしてみました：

インストール後には早速+1ボタンの利用を進められました。

なぜかこの吹き出しは検索ボックスから表示されていますが、実際の+1ボタンはツールバーの右側にGoogle+通知と並んで設置されています。

通常の+1ボタンと同様に、この+1ボタンからも直接Google+への共有が可能です：

+1ボタンの右にあるGoogle+未読数通知ボタンからも、通常のG+通知機能と同様に通知の一覧表示やコメント投稿などが可能です：

このツールバーの提供により、Internet ExplorerからもGoogle+の公式拡張機能と同様の機能が利用できるようになりました。

最近ではGoogleがコンテンツの鮮度と話題性を検索結果表示順位の指標としてのウェイトを上げ、既存のコンテンツのうち35％がその影響を受けていると発表しましたが、私はそれは明らかにGoogle+や+1ボタンのデータをGoogle検索のアルゴリズムに活用することの宣言であると考えています。

すでにGoogleの検索結果表示やAdWordsの広告表示にはGoogle+でのソーシャルグラフが大きく影響しており、今回のIE用Googleツールバーのアップデートはその下地作りの一貫と言えます。

一旦提供が終了とされているFirefox用のツールバーには当然のことながらまだG+関連機能は実装されていませんが、それを撤回してでもGoogle+普及のために同様の機能が実装されるかもしれませんね。

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