Google+のアクティブユーザー数はすでにtwitterを抜き1億5千万人を突破か? – 日本人ユーザーは120万人と予想
2011年12月26日付けのGlobal Web Index社の調査発表によりますと、Google+アクティブユーザー数はすでにtwitterやLinkedInのそれを抜き、1億5千万人を突破しているとのことです。
実際にGoogle+がユーザー数を正式に発表したのは、同年10月の第三四半期報告会であり、その際のGoogle+ユーザー数は4,000万でした。
しかし、GWI社によればその予想数を裏付けるような事実がいくつも存在しているとのことです:
- Google関係者のDon Dodgeが、数多く発表されているGoogle+予想ユーザー数が遙かに実数より低いと発言している。
- 家系図データベースからGoogle+ユーザー数を高い精度で予想することで一躍有名になったPaul Allen氏(彼の名前が登場する当ブログの記事はこちら)によると、2011年9月の時点で一日あたり200万の増加を見せており、現在の1億5千万という数値はごく自然である。
- Androidベースの端末が何億も存在し、4.0からはGoogle+アプリが標準で搭載されている。また、OSとGoogle+自体が密接に連動しており、ユーザー数激増の要因となっている。
- すでにGoogle+ページがGoogle検索結果の上位に表示される様になりトラフィック流入の大きな要因となっている。
Google+は米国ではTVコマーシャルを放映し、関連するサービスやコンテンストを開催したり、ハングアウト・オン・エアー(先日ちょうど一般公開を開始)のクローズド・テストをかねてBlack Eyed PeasのWill I amやダライ・ラマによるライブチャットの一般公開をしたりと、様々な方法で積極的にプロモーションを行っています。
そして、我が国日本でもとうとうAKB48との提携や食べ物の写真を投稿する新サービス「ごちそうフォト」などのローカルなプロモーション展開を見せてきました。
そのことが原因で、日本語版のGoogle+「人気の投稿」はこの数週間AKB48組に占拠されておりますが、お薦めユーザーに登録していただいており新規登録ユーザーの増加がフォロワー数の増加にある程度連動していると予測される私のフォロワー数増加グラフを見る限りは、そのAKB48提携はGoogle+の新規ユーザー登録に大きく貢献しているようです。
ちなみに、グラフの中でも突出しているのが2011/12/20の1,717というフォロワー数増加ですが、この日はAKB48による紅白歌合戦の中継日でした。
この現象がGoogle+の当初のユーザー層を大きく広げたことには間違いありません。今後は、このベースを核にますます一般的な層にもGoogle+が浸透していくことを期待しております。
さて、上記グラフの引用元でもあるCircleCount.comは実は弊社の提携先でもあり、800万ユーザーの国別分布データといったような統計データも提供しております。
その国別データによりますと、日本のGoogle+ユーザーは現在第19位の0.8%となっております。
もし、GWI社の調査による1億5千万とその0.8%という数値が正しいのであれば、日本人Google+ユーザーは約120万人ということになります。
国内でのSNSキャズム越えは300万人と言われており(?)、その数値にはまだ半分にも満たないのですが、この勢いが止まらなければ2012年夏までにも国内ユーザー数が300万を超えるでしょう。
ここで注意が必要なのは、GWI社の予想は「登録ユーザー数」ではなく「アクティブユーザー数」であるという点です。
Google+は公開ポストが可能で、Google検索にもインデックスされることが多いですから、非登録者もこの「アクティブユーザー数」としてカウントされている可能性が高くなっています。
この発表の翌日にPaul Allenさんが発表した登録ユーザー数予想はこちらの記事をどうぞ。
さて、このアクティブユーザ数予想について皆様はどう思われますか?もしよろしければご意見をこちらのGoogle+投稿のコメント欄にてお聞かせ下さい。
今後もGoogle+最新情報を配信しますのでもしよろしければ是非Google+で私をフォローしてみてください。
もしよろしければ、弊社提携先の「宇宙会社ソエンド」のGoogle+ページもフォローをお願いします。
Facebook上にもGoogle+ユーザーのページがありますのでよろしければそちらの「いいね!」もどうぞ。
GWI 6 Trends Preview – Google+ has 150 million active users…and counting