Google.comがパーソナル検索結果に貢献する+1をしたユーザーにGoogle+経由でお礼をする機能を実装
Google.comがパーソナル検索結果に貢献する+1をしたユーザーにGoogle+経由でお礼をする機能を実装しました。
と言葉ではなかなかこの新機能が伝えにくいので実際の画面を見てみましょう。
まずは、米国からしか見えないGoogle.comのパーソナル検索結果画面がこちらです:
これは、日本ではまだ見られないSearch plus your worldというGoogleが米国だけでロールアウトしているソーシャル検索で、すでに標準の検索サービスとなっています。
略してSPYW。
まだご存じでない方はこちらの記事に書いてありますので是非そちらをお読みください。
簡単に言いますと、SPYWでは自分がGoogle+やFacebook、twitterなどでフォローしているGoogle+ユーザーの+1や共有が自分の検索結果に反映されるのです。
その検索結果には上のスクリーンショットのように誰が+1したのかが表示されています。
本日から、その右横に「Thank [名前]」というリンクが表示される様になりました。
それを試しにクリックしてみますと:
おなじみのGoogle+共有ボックスが立ち上がるだけではなく、「あなたの+1のおかげでこれが見つかりました。ありがとう!」という言葉が既に入っています。
Googleはどうやら検索というアクティビティにもソーシャルグラフ間のコミュニケーションを取り入れようとしているようですね。
しかし、日に日に日本が取り残されていっていますね。
Googleはこの半年ほど、Google Authorshipという仕組みでコンテンツの著作者情報をコンテンツと紐付け、Panda Update 3.3までで重複コンテンツやコピーコンテンツを駆逐し、そしてこのSPYWでGoogle+のソーシャルグラフを取り入れ、その組み合わせとしてより精製された検索結果を提供しようとしています。
日本ではいまだYahoo!のシェアが大きく、且つ上の中で最初のAuthoship以外が提供されていないという理由はあるものの、この4つの組み合わせの効力が日本では全く騒がれないのが不思議で仕方ないのですが、これら機能が一気にロールアウトされた日にどうなるのかが個人的には非常に楽しみです。
検索を助けてくれた友人に、一回はこれを使ってありがとうを言ってみたいですよね。
なお、この新機能に関するGoogleの正式な発表はありません。
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