Googleが『Search plus your world』のプロフィール検索に投稿検索機能とプロフィール入力促進機能を実装

英語版のGoogleが、新ソーシャル検索戦略「Search plus your world」のプロフィール検索の一環として、Google+投稿の検索機能とプロフィール入力促進機能を実装しました。

なお、この機能は米国のIPアドレスから英語版のGoogle.comにアクセスした場合にのみロールアウトされている「Search plus your world」が使える環境が前提です。

まず、Google検索にユーザーの名前を一部入れてみますと、自分がフォローしているユーザーから該当されるものが一覧表示されます:

そこに表示されている自分をクリックしますと、当然のことながら自分のプロフィールが検索結果に表示されます。

もし、自分がGoogle+でプロフィールを完全に入力していない場合、なんと検索結果にその進捗度合いがグラフで表示され、「update your profile(プロフィールを更新して下さい)」というボタンが表示されます:

それに対して、プロフィールが完成している場合には「Thank you for completing your profile(プロフィール入力を完了していただきありがとうございます)」というメッセージが表示されます:

そして、そのプロフィール検索結果には上の様にGoogle+での最近の投稿が表示されているのが分かります。

自分以外のユーザーのプロフィール結果を見た場合には、そこには投稿だけではなく「フォロー」ボタンも表示されます。

ここから直接Google+のサークルを操作できるというわけです。

ここまでは、「Search plus your world」でも発表されていた内容です。

実は、このユーザーを指定した後には、このようにそのユーザーのGoogle+での投稿からキーワードを指定して検索することも出来ます:

以前から、Google検索ではすでに検索結果に自分がフォローしているGoogle+での投稿について優先的に表示するようになっていましたが、「Search plus your world」ではその仕組みをさらに全面に押し出しています。

Google+ページについては、既にいくつかの企業でGoogle検索から「+」に続いてブランド名を入力することによって直接検索できる新しい「ダイレクトコネクト」という仕組みが提供されていましたが、この「Search plus your world」以降では「+」なしにGoogle+プロフィール検索を検索できます。

そして、このプロフィール機能は(当然米国空のみですが)すでに全ユーザーについて検索できるようにロールアウトされています。

さらには、Googleはつい先日Gmail登録時にGoogle+へも登録されるようにGoogleアカウント登録プロセスを大改良したり、検索結果からGoogle+での質問投稿へ誘導する「Ask on Google+」機能を追加したりと、私たちが予想する何倍も直接的な方法でGoogle+への統合と利用促進を推し進めています。

ユーザー数がこの四半期で2倍の9,000万人にまでふくれあがったGoogle+ですが、このようにアグレッシブな手法でどこまで利用が増加し、他のSNSに追撃していくのかが非常に楽しみです。

なお、この新機能についての公式な発表はありません。

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